妊娠・出産

【オーストラリア妊娠後期(28週〜40週)】両親学級・産休・出産準備|38週で出産した体験談

今回は、オーストラリア・タスマニアで経験した妊娠後期(妊娠28週〜40週頃)の出来事を振り返ります。

妊娠後期に入ると、出産に向けた準備が本格的になってきました。両親学級への参加や助産師健診、授乳レッスン、産休の開始など、赤ちゃんを迎えるために少しずつ準備を進めていきました。

そして私は、妊娠38週4日で無事に出産しました!

この記事では、妊娠後期に受けた検査や両親学級の内容、産休に入った時期、バースプランについて考えたこと、そして出産直前の様子を紹介します。

妊娠初期から中期までの体験談は別途分けてまとめています。

妊娠週数に合わせて、気になる記事から読んでみてください。

※この記事は私個人の体験談です。健診の内容や産休の取り方、出産時の対応は、州・病院・雇用条件・妊娠経過によって異なります。

オーストラリアでの妊娠後期|主な出来事

私が妊娠後期に経験した主な出来事はこちらです。

  • 妊娠30週: RSVワクチンの接種、両親学級への参加
  • 妊娠31週: 4回目の助産師健診
  • 妊娠33週: マタニティフォトの撮影
  • 妊娠34週: 産休開始、5回目の助産師健診
  • 妊娠36週: 血液検査、授乳レッスン、6回目の助産師健診
  • 妊娠38週4日: 出産!

それぞれの出来事を詳しく振り返ります。

妊娠30週|RSVワクチンと両親学級

RSVワクチンの接種

妊娠30週頃には、RSVワクチンの接種を受けました。

私は、それまでにインフルエンザや百日咳の予防接種を受けたときと同じく、Chemist Warehouseを利用しました。予約はオンラインからすることができました。

夫と一緒に両親学級へ

同じ週には、夫と一緒に病院の両親学級にも参加しました。

レッスンはほぼ一日がかりで、妊娠中の体の変化やホルモンの働き、お産の進み方、分娩時の痛みを和らげる方法など、幅広い内容を教えてもらいました。

途中で眠くなってしまうこともありましたが(笑)、最後には実際に陣痛が来たときに訪れる場所や、出産する部屋、産後に入院する部屋などを見学できたのがよかったです。

出産する部屋と産後の病室

私が出産予定だったホバートの公立病院では、出産時は個室で、出産後はほかの方と2人で使用する病室に滞在する予定だと説明されました。

夫も私も、出産時から相部屋なのかと思っていたので、出産する部屋ではプライバシーが確保されると分かって安心しました。

出産する部屋には大きなバスタブもあり、想像していたより広くて綺麗で、設備も整っている印象でした。

一方、産後に滞在する予定の部屋はベッドが2台あるコンパクトな空間で、出産後はできるだけ早く家に帰りたいな、と思ったのを覚えています(笑)。

ただ病院側も退院直前の人の部屋に出産直後の人を入れるなど滞在時間があまり重ならないように考慮してくれるとのことでした。

オーストラリアの病院で説明された陣痛の緩和方法

両親学級では、陣痛の痛みを和らげる方法についても説明がありました。

私が出産予定だった病院では、次のような選択肢が紹介されました。

  • TENS(経皮的電気神経刺激): 電気刺激を利用して痛みを和らげる方法
  • 笑気ガス(Nitrous Oxide / Gas): 吸入して痛みを和らげる方法
  • 鎮痛薬注射(Morphine): 状況に応じて使用する薬
  • レミフェンタニルPCA(静脈内患者自己調節鎮痛法): 自分で投与操作を行う静脈内鎮痛法
  • 硬膜外麻酔(Epidural): 硬膜外に麻酔薬を投与する方法

日本では和通・無痛分娩と言えば硬膜外麻酔(Epidural Anaesthesia)が使われるイメージなのですが、私が出産する病院では段階的に痛みを緩和する方法が用意されていました。

当時の私は、初めての出産ということもあり、実際の陣痛がどのくらい痛いのか想像できず、事前に一つの方法に決めるのも難しいと感じていました。

そのため、いろいろな選択肢があることを知り、必要になったときに相談しながら決められると分かったのは、とても参考になりました。

妊娠31週|4回目の助産師健診

妊娠31週頃には、4回目の助産師健診を受けました。

いつも通り、血圧や赤ちゃんの心拍、位置、子宮底長などを確認してもらいました。

このとき、赤ちゃんの背中が私のお腹側ではなく、背中側を向いている状態(OPポジション・サニーサイドアップ)だと説明されました。

そのため、助産師からは、横向きで寝たり、ストレッチをしたりする方法を教えてもらいました。

また、赤ちゃんが生まれた後のビタミンKの投与や、胎盤を娩出する方法についても説明がありました。

胎盤については、自然に出てくるのを待つ方法と、薬を使って娩出を促す方法があることを知りました。

この頃には、出産後にどのような処置が行われるのかなど、出産に関する具体的な説明が少しずつ増えてきた印象です。

妊娠後期もエコー検査がなかった理由

健診の際に、「予定日が近い知り合いは20週以降もエコーを受けているのに、私はなぜないのですか?」と質問してみました。

すると、私が通っていた病院では、妊娠経過に問題がなく、追加の検査が必要と判断されなければ、20週以降に定期的なエコーは行わないと説明されました。もし必要な場合は、プライベートのRadiologyで検査を受けることもあるとのことでした。

妊娠33週|タスマニアでマタニティフォトを撮影

妊娠33週頃には、マタニティフォトを撮影してもらいました。

妊娠・出産を経験する機会は人生の中でも限られているので、せっかくなら記念に残したいと思ったからです。

撮影場所は、ホバートにあるRoyal Tasmanian Botanical Gardens(ロイヤル・タスマニアン・ボタニカル・ガーデンズ)。

お腹も大きくなり、妊婦らしい姿を写真に残せたのはよい思い出になりました。

妊娠34週|産休突入、5回目の助産師健診

妊娠34週から産休に入りました。

私は体調に大きな問題がなかったので、できれば予定日の4週間前頃までは働こうかなと考えていました。

ただ、私の職場では、予定日が近づいても勤務を続ける場合、医療従事者から就業可能であることを示すMedical Certificate(診断書)を提出する必要があったため、私は規定通り予定日の6週間前にあたる時期から産休に入ることにしました。

一方、同僚の中には予定日の2週間前頃まで働いていた方もいました。家に子供が多いからむしろリラックスするために職場に来てると言っていました(笑)

5回目の助産師健診

産休に入った週には、5回目の助産師健診もありました。

いつも通り、胎動や出血の有無、血圧、赤ちゃんの状態、服用しているビタミン剤などについて確認がありました。

また、GBS(B群溶血性連鎖球菌)検査についても説明を受けました。

妊娠初期に甲状腺ホルモンの値を調整する薬を処方されていたのですが、私はビタミン剤を飲み始めた際に、その薬を自己判断で中断してしまっていました。

そのことを助産師に伝えると、薬とビタミン剤は併用したほうがいいし、念の為血液検査をしたほうがいいとのことで紹介状をもらいました。

バースプランは事前に細かく決めなくてもよい?

この健診では、出産に向けて不安に感じていることも相談しました。

初めての出産だったので、陣痛がどのくらい痛いのか分からず、どの鎮痛方法を希望するか決めるのも難しいと感じていました。

すると助産師からは、バースプランを細かく決めておく必要はなく、事前に選択肢を理解したうえで、当日の状況に応じて相談してもよいというアドバイスを受けました。

すべてをあらかじめ決めておかなければいけないと思っていた私にとっては、少し気持ちが楽になりました。

妊娠36週|血液検査・授乳レッスン・6回目の助産師健診

血液検査と授乳レッスン

妊娠36週頃には、Pathologyで血液検査を受けました。

その翌日には、病院で開催された授乳についてのレッスンにも参加しました。

レッスンは約1時間半で、母乳が作られる仕組みや授乳についての説明、授乳時のポイント、搾乳器などについて学びました。

6回目の助産師健診

授乳レッスンの翌日には、6回目の助産師健診がありました。

この日は初めて会う助産師が担当してくれました。

胎動や赤ちゃんの位置、直近の血液検査の結果、出血や前駆陣痛の有無などを確認してもらいました。

赤ちゃんは引き続き、背中が私の背中側を向いている状態だと説明されました。骨盤が狭そうだから、赤ちゃんの位置や出産の進み方によっては帝王切開になる可能性もあると言われました。

GBS検査

この健診では、GBS検査も受けました。

GBS検査は、検査したタイミングで菌が無くてもその後に発生する可能性があるしその逆もあるからやってもやらなくてもいいとのことでしたが一応やることに。

自分でトイレに行き綿棒を膣内に入れて検体を採取するだけなので簡単でした!

バースプランをどうするか

妊娠36週になっても、私はバースプランを細かく決められていませんでした。

助産師に相談すると、事前にバースプランは作らなくてもいいし、当日の出産の進み方やそのときの状況によって、分娩方法や鎮痛方法を相談しながら決めていくこともできると説明されました。

また、お気に入りの音楽や枕など、自分がリラックスできるものを持参するのもよいと教えてもらいました。

「そろそろバースプランを作らないと、、」と焦っていたので、少し気持ちが楽になりました。

妊娠38週4日|無事に出産!

そして妊娠38週4日、無事に出産しました!

その週の初めにおしるしがあり、前駆陣痛も始まっていたので、そろそろかなと思っていました。

それでも、想像していたより早く本陣痛につながり、出産を迎えることになりました。

出産そのものについては、陣痛から硬膜外麻酔、吸引分娩まで、私自身の体験を別の記事にまとめています。

オーストラリアでの妊娠・出産を振り返って

妊娠後期を振り返ると、私が通っていた公立病院では、妊娠経過や出産時の状況に合わせて対応してもらうという印象が強く残っています。

私の場合、初産のため、事前に陣痛の痛みがどれほどなのか想像できなかったので、分娩時の鎮痛方法についても、事前にすべてを決めるというより、選択肢を理解しておき、必要になったときに相談しながら選ぶという柔軟な考え方が、私には合っていたと思います。

助産師から分娩中に「You are the boss.」と言われたことも印象に残っています。出産に関する説明を受けながら、自分が主体で、自分の希望や意思を伝え、医療従事者と相談して決めていくことが大切なのだと感じました。

まとめ

以上、オーストラリア・タスマニアで経験した妊娠後期の出来事をまとめました。

初めての出産だったので分からないことも多く、バースプランをどうするか迷うこともありました。

それでも、選択肢について事前に知っておき、必要なときに医療従事者と相談すればよいと分かったことで、気持ちが楽になりました。

これからオーストラリアで出産を迎える方にとって、私の体験が少しでも参考になればうれしいです。

-妊娠・出産
-, , , ,

error: Content is protected !!