今回は、オーストラリア・タスマニアで経験した妊娠中期(妊娠16週〜27週頃)の出来事を振り返ります。
妊娠初期のつわりを乗り越えると、私の場合は少しずつ時間が早く感じられるようになりました。
お腹の赤ちゃんの成長を感じながら、エコーや助産師の健診、予防接種、妊娠糖尿病の検査などを受けていきました。
この記事では、20週頃のエコー検査、助産師健診の内容、インフルエンザ・百日咳の予防接種、妊娠糖尿病検査について、実際に経験したことを紹介します。
この記事は私個人の体験談です。検査や予防接種の時期・費用・実施方法は、妊娠経過や州・医療機関によって異なります。最新の情報は担当のGPや助産師にご確認ください。
オーストラリアでの妊娠中期|主な出来事
私が妊娠中期に経験した主な出来事はこちらです。
- 妊娠18週: 血液検査
- 妊娠20週: エコー検査(Second Trimester Screen)、初めての助産師健診
- 妊娠24週: 2回目の助産師健診
- 妊娠25週: インフルエンザ・百日咳の予防接種
- 妊娠27週: 妊娠糖尿病検査、3回目の助産師健診
それぞれの内容を詳しく紹介します。
妊娠18週|血液検査
妊娠18週頃には、血液検査を受けました。
私が利用したPathologyでは、予約なしで受けられたので、検査を受けたい日に直接行って採血してもらいました。
検査結果は病院の助産師に送られ、次の健診で確認してもらう流れでした。
妊娠20週|エコー検査と初めての助産師健診
20週のエコー検査
初回のエコーからしばらく期間が空き、妊娠20週頃に2回目の大きなエコー検査を受けました。
この検査では、赤ちゃんの大きさや手足の形、心臓を含む各器官などを詳しく確認してもらいました。一般に、この時期の詳しいエコーは形態検査(morphology scan)などと呼ばれるようです。
検査には約1時間かかりました。
赤ちゃんの向きによって見えにくい部分があり、検査中に起き上がったり、歩いたり、ジャンプしたりするように言われたことも(笑)。そして何とかその日のうちに必要な部分を確認してもらえました。
私が通っていた公立病院の場合、特に問題がなければ、この後は定期的なエコー検査がありませんでした。日本と比べると回数が少ないように感じましたが、妊娠経過によっては20週以降も追加でエコー検査の手配がされるようです。
ちなみに私が受けたエコーの費用は約340ドルでした。
初めての助産師健診
この頃から、出産予定の病院で定期的な助産師健診が始まりました。
私の場合、初めのうちは約4週間に1回のペースで、出産が近づくにつれて健診の間隔が短くなっていきました。
初回の健診では、血液検査やエコーの結果について説明を受けたほか、両親学級やフィジオ(理学療法士などによるクラス)の案内、妊娠中に何かあった場合の病院への連絡先なども教えてもらいました。
診察では、主に次のような確認がありました。
- 胎動を感じているか
- 血圧測定
- ドップラーを使った赤ちゃんの心拍確認
- 赤ちゃんの位置の確認
- 子宮底長の測定
- 検査結果や今後の予定についての説明
私は複数の助産師がチームで担当するケアモデルだったため、健診ごとに担当者が変わることもありました。
ただ、5人程度のの助産師で構成されたチームだったので、以前担当してくれた方に再び診てもらうこともありました。
妊娠24週|2回目の助産師健診
約1か月後、2回目の助産師健診を受けました。
基本的な診察内容は前回と同じで、血圧、赤ちゃんの心拍や位置、子宮底長などを確認してもらいました。
また、インフルエンザと百日咳の予防接種についても確認されました。私はまだ接種していなかったため、担当の助産師から受けるよう勧められました。
百日咳については、パートナーも接種を検討するとよいと説明されました。
そのほか、精神面で不安や困っていることがないか聞かれたり、妊娠糖尿病検査の紹介状をもらったりしました。
妊娠中の運動について相談
最後に、気になっていたことを質問する時間がありました。
私は妊娠前からジムに通っていたため、妊娠中も運動を続けてよいのか相談しました。
助産師からは、妊娠経過や体調に合わせて、負担になりすぎない範囲で筋トレやヨガ、ピラティスなどを続けたほうがいいとアドバイスを受けました。
妊娠25週|インフルエンザ・百日咳の予防接種
妊娠25週頃には、インフルエンザと百日咳の予防接種を受けました。
私はChemist Warehouseのオンライン予約を利用し、2種類を同じ日に接種できました。
予約時にはMedicare番号を入力しましたが、当日は名前を伝えるだけですぐに予防接種を受けることができました。
私が受けた当時は妊婦の場合は費用がかかりませんでした。
妊娠中の予防接種については、妊娠週数や接種歴によって推奨される時期が異なる場合があります。自分の状況に合ったスケジュールをGPや助産師に確認しておくと安心です。
妊娠27週|妊娠糖尿病検査と3回目の助産師健診
妊娠27週頃には、妊娠糖尿病を調べるための検査を受けました。
私が受けた検査は約2時間かかるもので、事前にPathologyへ電話して予約しました。
予約時に、検査前は絶食が必要で、水以外は飲食せずに朝8時半に来るように説明されました。
妊娠糖尿病検査|検査当日の流れ
当日は、まず絶食できているかなどを確認され、採血を受けました。その後、甘いレモン味のブドウ糖飲料を5分以内で飲むように言われました。
夫のいとこから「妊娠中に唯一これを飲んで吐いた」と聞いていたので、かなり身構えていたのですが、私の場合は思ったほど飲みにくくありませんでした(笑)。
とても甘かったものの、冷えていたので意外と飲みやすく、一気に飲み終えることができました。ただ、人によっては気分が悪くなることもあるそうで一緒に袋を渡されることもあるようです。
その後は時間を空けて採血を繰り返しました。
検査中はすごく眠くなりましたが、看護師さんが水を用意してくれるなど、気にかけてくれました。
朝から食事を取っていなかったこともあり、検査が終わる頃にはお腹が空き、終わってすぐにZambreroへランチを食べに行きました(笑)。
3回目の助産師健診
妊娠糖尿病検査の後には、3回目の助産師健診もありました。
いつも通り、血圧や赤ちゃんの心拍・位置、子宮底長を確認してもらい、検査結果についても説明を受けました。
私の場合、血液検査で鉄分が少し不足していると言われました。出産時の出血に備えるため、鉄分のサプリメントを買って飲むよう勧められました。
また、RSVワクチンについて説明を受け、両親学級の予約もしました。
オーストラリアの公立病院での妊婦健診|私が感じたこと
妊娠中期の健診を振り返ると、私の場合、特に問題がなければ診察自体は20分程度で終わることが多く、比較的あっさりしている印象でした。
また、20週頃の詳しいエコー以降は、妊娠経過に問題がなければ定期的なエコー検査がありませんでした。
最初は「エコーが少なくて大丈夫なのかな?」と感じましたが、胎動から赤ちゃんの成長具合はわかるし、助産師の健診では必要な検査や赤ちゃんの心拍・位置の確認があり、気になることも質問できたので、十分手厚いなと感じました。
費用面でも、私の場合は公立病院での妊婦健診に自己負担がありませんでした。
まとめ|妊娠中期は検査と健診が少しずつ増えていく時期
以上、オーストラリア・タスマニアで経験した妊娠中期の出来事をまとめました。
妊娠中期は、20週頃の詳しいエコー、助産師による定期健診、予防接種、妊娠糖尿病検査など、さまざまな検査や説明がありました。
日本と比べてエコー検査の回数が少ないと感じる場面もありましたが、必要な検査は受けることができ、私は公立病院でのケアに満足でした!