こんにちは、Halenaです。
今年社会人4年目になる私は、過去に1度だけ転職をしているのですが、
有難いことに、転職と共に年収は上がり、新卒で入った外資企業時代と比べて約1.5倍になりました。
もちろん今後も転職する予定なので、たぶん年収はまだ上がります。
転職する際、よく名の聞く日系エージェントを使う人がおそらく多いかと思うのですが、私はLinkedInで出会った外資系エージェントを通して転職しました。
外資系企業によってはLinkedInにしか求人を載せてない企業、一方外資系エージェントは主にLinkedInで積極的に候補者へアプローチしているので、LinkedInのおかげで、外資への転職活動がスムーズに進み、年収アップも叶えられたと思っています。
また私はLinkedInだけでなく、Glassdoorというサイトも活用したことで、事前に転職する企業で働くイメージがよく把握できた気がしています。
この記事では、私の体験談を元に、この「LinkedIn」と「Glassdoor」について、ご紹介したいと思います。
日本で外資系企業への転職、もしくは海外就職を考えている人の参考になれば幸いです。
LinkedInとは?
LinkedInは、アメリカ発のビジネス向けSNSです。
LinkedInの公式サイト・アプリはこちら↓
公式サイト / 公式アプリ
FacebookやTwitterなどはプライベートで利用する人が多いと思いますが、それに対してLinkedInは実名・顔出しで登録するため、どちらかと言うとビジネスで関わる人とのネットワーク作りや求人探しに特化したSNSといった感じです。
簡単に言うと、Facebookのビジネス版です!
LinkedInを使う前の注意点
まず、LinkedInに登録する前に知っておくべきことを2つ挙げておきます!
実名・顔写真・会社名・ポジション・学歴等の公開
上でも書いた通り、ビジネス向けのSNSであるため、本名・会社名・ポジション名は最低限登録することが必要です。
LinkedInに登録する内容は、いわゆる履歴書のようなものなので、本当のことを記入しましょう!
顔写真・フルネーム・メールアドレスなどの公開範囲は制限することができますが、もし直接繋がった人にも情報を一切公開しないような設定にしてしまうと、誰からも連絡が来ないし、LinkedInに登録している意味がなくなってしまいます。
ちなみに私も含めて、自分の顔写真は繋がった人だけに公開している人がほとんどの印象です。
もしLinkedInを活用した転職やネットワークの構築を目指しているということであれば、転職エージェントや企業のリクルーターがリーチアウトしやすいように、少なくとも本名や会社名、ポジションは公開しておくのは当然です。
なお、学籍や話せる言語など転職に有利になるような情報・スキルは詳しく登録しておくのがより良いと思います!
逆に言えば、そういった情報を公開するのに抵抗がある人は、LinkedInを使うことはやめておいた方が良いかと思います。。
英語での登録
前提として、LinkedInは主に外資系企業や日系のグローバル企業で働く人たちや、そこで働きたいと思っている人たち向けのサービスです。
そのため、日本人よりも外資系エージェントで働く外国人リクルーターからオファーが届くことが多く、コミュニケーションはほぼ英語で行うことになるため、登録自体も英語が基本です。
もし「外資系企業で英語を使ってグローバルに仕事をしたい」と思っているのであれば、LinkedInを日本語で登録する意味はありません!
LinkedInを利用するメリット
それでは私が思うLinkedInを使うメリットをご紹介します。
メリット① 転職エージェントや企業リクルーターと情報交換ができ、転職活動に役立つ
まずLinkedInに登録すると、次の日くらいから外資系エージェントや企業のリクルーターから繋がり申請やスカウトがどんどん届くようになります。
自分の名刺や履歴書を公開しているようなものなので、自分から求人を探さなくてもリクルーターが自分にフィットしそうな求人を次から次へ紹介してくれます。
自分で求人を探す労力があまりかからなくて良いですよね。
ちなみに、求人数は業界によって違うかもしれませんが、私のいるIT業界でも人手が足りていないようで、、
当時コロナ禍で社会人2年目の私にも連絡がバンバン来てました。(転職する気のない今でも、少なくとも週に1回は連絡が来ます。。)
他に良いところとしては、一度繋がった人とはビジネスや市場状況を気軽に情報交換できるところだと思います。
日本で転職活動をしていた当時、外国人リクルーターに言われたことで覚えているのが、「外資IT企業が求めるのは経験・若さ・英語力」ってことですね。笑
リクルーターと話さない限り、求人の状況や業界の特徴とかは分からないので、そういう情報が気軽に聞けるっていうのはありがたいなぁと思います。
メリット② 同僚や元同僚、知人とのネットワークが構築できる
LinkedInで本名や会社名を登録していると、今の会社の同僚やその知り合いレベルの人まで繋がり候補として沢山出てくるのですが、個人的には気軽に申請して繋がっておくのがいいと思います。
なぜなら「オーストラリアへ移住するまでに日本でやっておきたいこと」でも書きましたが、外資系企業の間ではリファラル(Referral)採用が積極的に行われています。
なので場合によっては、元同僚にReferral(中途採用の紹介)をしてもらったり、Reference Letter(転職時の推薦状)を書いてもらったりできる可能性があります。
LinkedInでの繋がりが、将来転職するときに役立つかもしれません!
外資系企業では社員の入れ替わりが激しいですが、外資を転々と渡り歩いている人たちはこういったネットワーキングが上手なんでしょうね。(私ももっと見習いたい。。)
以上、私が思うLinkedInを使うメリットを紹介しました。
Glassdoorとは?
続いて、Glassdoorについて紹介します。
Glassdoorとは、LinkedInと同じく米国企業で、社名の通り、求人者に透明性のある企業情報を提供することをモットーに、企業に関する社員のレビューや給与情報、福利厚生などの情報を求人者に提供するウェブサイトGlassdoorを運営しています。
日本でもこれを真似たOpenWorkという評価サイトがありますね
Glassdoorでは、具体的に下記のような企業情報を見ることができます。
- 基本情報
- 社員のレビュー
- 求人情報
- 給与
- 面接の質問・選考内容
- 福利厚生
- 写真
これらの情報を入社を決める前に見ることができるので、企業とのミスマッチを防ぐことができますね!
glassdoorの公式サイト・アプリはこちら↓
公式サイト / 公式アプリ
Glassdoorを使う前の注意点
Webサイト上でアカウント作成後、企業情報を継続的に閲覧ができるわけではありません。
最初の10日間は全ての企業情報を閲覧することができますが、そのあとは自分が働いたことのある企業の口コミを匿名で投稿しないと閲覧できなくなります。
Glassdoorを利用するメリット
メリット① 企業とのミスマッチを防げる
上記でも挙げたような職位別の給与情報や福利厚生など実際に働いている社員の口コミ、企業の総合的な評価を5段階で見ることができます。
全体的な評価が4以下ならちょっとやめた方がいいかも.....みたいな判断にも役立ちますね!
また写真も見ることができるため、会社の雰囲気がどんな感じなのかどういう人が働いているのか、入社前になんとなく把握することができます。
これらの情報が全て事実かどうかは正直わかりませんが、少なくとも参考程度にするには十分な情報かと思います。
メリット② 面接対策ができる
選考前の流れや、どのポジションでどんな質問を受けたのか、面接の難易度、面接全体を通してどう感じたか(positive/negative/neutralで評価)などの情報を収集することができます。
面接前はどんな質問が聞かれるのかドキドキしますが、ここの内容を参考に準備していればある程度安心して面接に臨めますね。
面接が苦手な私にとって、この情報はとても参考になりました!
まとめ
以上、外資系企業への転職においては必須のツールだと思うLinkedInとGlassdoorについてまとめてみました。
私は今後のキャリアも外資系企業で築いていくつもりなので、引き続きLinkedInやGlassdoorを活用していく予定です。
どちらも無料で使えるので、興味がある人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか!