こんにちは、Halenaです。
2023年にはタスマニア在住のうちのパートナーが、2024年には私自身がオーストラリアから日本の犯罪証明書を申請したので、その申請方法についてまとめておきたいと思います。
私たちの経験をもとに、郵送で申請する方法と大使館で直接申請する方法の2種類をまとめてみたので、オーストラリアから日本の犯罪証明書を申請しようとしている人は参考にしてみてください。
ちなみにタスマニア州の管轄は在メルボルン日本大使館のため、どちらも在メルボルン日本大使館で申請しています。
日本で日本の犯罪証明書を取得する方法は、『オーストラリアパートナービザ申請に必要!犯罪証明書の取得方法』にまとめているのでそちらをご覧ください。
日本の犯罪証明書を申請した理由
うちのパートナーが日本の犯罪証明書を申請した理由は、私の一時パートナービザ(サブクラス309)と永住権(サブクラス100)の取得にあたってスポンサーとして提出が必要だからです。
うちのパートナーの場合は、過去10年以内に日本に1年以上滞在したことがあったので日本の犯罪証明書も必要とのことで、移民局から提出を依頼されました。
ちなみに、それについて書かれた項目はこちら↓
To show that you meet the additional sponsor requirements, you need to provide an Australian police certificate.
We only accept complete disclosure National Police Certificates issued by the Australian Federal Police. We do not accept standard disclosure certificates or national police certificates issued by Australian state or territory police.
To get an Australian police certificate see National Police Checks.
You also need to provide:
- an overseas police certificate from every country where you spent a total of 12 months or more in the last 10 years since you turned 16
For immigration purposes, police certificates are valid for 12 months from the issue date.
Subclass 309 Partner (Provisional) visa
私の場合は、サブクラス309が降りオーストラリアへ引っ越した後、オーストラリア国内で永住権(サブクラス100)を取得するために再度提出が必要だったため、申請しました。
申請から取得までのプロセス(2023年時点)
この申請の流れは、2023年にうちのパートナーがタスマニアから郵送申請した時のことをもとにまとめています。
パートナービザを申請
犯罪証明書の申請をする前に、パートナービザの申請を完了する必要があります。
ビザ申請前に在メルボルン日本大使館に確認した時、ビザの申請が完了しないと犯罪証明書は申請できないと言われました。
在オーストラリア日本大使館に連絡
ビザを申請をしてから週明けすぐ、うちのパートナーのほうから在メルボルン大使館に電話で連絡。
パートナービザ取得にあたって犯罪証明書が必要な旨などを伝えると、電話の直後にメールで申請手順が書かれたPDFを送付してくれたようです。
申請手順
- A4サイズの封筒を郵便局で購入し、それに自分の名前と住所を記入。($2.2の切手も貼る)
- その封筒を日本の犯罪証明書を申請したい旨を書いたメモと一緒に、もう一つ購入した封筒に入れる。
- もう一つの封筒の方に、送り先の日本大使館の住所を記入して送付。
- 大使館側で受け取ったら、自前で用意した封筒に犯罪証明書の申請フォームが入った形で送り返される。
- その申請フォームを持って地元の警察署に指紋採取に行く。
地元の警察署で採取した指紋は申請者から大使館に送り、そこから大使館→日本の警察署→大使館→申請者という流れで犯罪証明書を受け取る形になるそう。
封筒を在日本大使館に送付
共有された手順に沿って自前の封筒を用意して大使館へ送付!
次の日には「封筒が届いたので送り返した」という電話が大使館からあったようです。
タスマニアからメルボルンまで1日もかからずに到着するとは.....!
そして日本大使館の仕事の速さに驚き....!!
大使館から申請フォームの受け取り
その次の日には申請フォームや説明書が入った封筒が到着したそう....!
地元の警察署で指紋を採取
指紋を採取できる曜日は限られているそうで、決まった曜日に指紋を採取しに行きました。
取った指紋・申請フォームを大使館に送る
大使館に送り返すものはこちら↓
必要なモノ
- 犯罪証明書の申請フォーム
- 指紋(取った3ヶ月以内に提出が必要)
- パスポートのコピー
- 犯罪証明書を入れる封筒
- 必要書類が揃ってますか?的なのがまとめられたチェックリスト
そして送り返した後は、通常8から10週間と受け取りまでかなり時間がかかるようです!
大使館に犯罪証明書が到着
申請フォームを送り返してから、待つこと約2ヶ月!
やっと日本から犯罪証明書が到着したと、大使館からメールがありました。
そして証明書を送るために封筒が必要とのことで、また自前で封筒を準備して大使館に送りました。
パートナーの元に犯罪証明書が到着
メールの2日後、ついにパートナーの元に犯罪証明書が到着しました!
申請料金
犯罪証明書自体は無料です。
かかる費用は、封筒代と郵送代、交通費くらいです。
取得までにかかった期間
ステップ | おおよそかかった時間 |
---|---|
ビザ申請 → 日本大使館へ電話連絡 | 2日 |
電話直後、大使館から申請手順を受け取る | 15分 |
大使館へ送る封筒を準備 | 1週間 |
大使館へ封筒を送付 | 1日 |
その次の日、大使館に封筒が到着 | 1日 |
その次の日、大使館から申請フォームを受け取る | 1日 |
警察署で指紋採取 | 2週間 |
指紋と申請フォームを大使館に送付 | 1日 |
日本から犯罪証明書が届いたと大使館から連絡 | 約2ヶ月 |
大使館へ封筒を送付 | 1日 |
犯罪証明書を受け取る | 2日 |
Total:おおよそ3ヶ月 |
私達の場合は平日仕事をしていることもあり、なんだかんだで大使館への連絡から実際に取得するまで3ヶ月くらいかかりました。
大使館とのやり取りは非常にスムーズでしたが、平日に郵便局や警察署へ行くタイミングが合わなかったり、日本での犯罪証明書の発行に結構時間がかかりましたね。
犯罪証明書の準備をしている間に早くもRFIが来て、犯罪証明書の提出猶予は28日と言われたのですが、全然間に合わないと思ったので期限を2回延長してもらいました。
在メルボルン大使館で犯罪証明書を直接申請してきた!(2024年追記)
今回はうちのパートナーではなく、私自身がオーストラリアから日本の犯罪証明書を大使館で直接申請してきました!
仕事でメルボルンに行ったついでに申請してきましたが、30、40分くらいで簡単に終わりました。
一時パートナービザ(サブクラス309)を申請した時にも犯罪証明書は提出したのですが、永住権(サブクラス100)の申請にあたり申請者本人の新しい証明書を取り直す必要があるようです。
申請方法はとても簡単で以下の通り。
- オンラインで来館予約をする。
- 以下の必要書類を持って予約時間に来館。
- 警察証明書発給申請書
- パスポート
- 名前と住所を書いたExpress Postのsmallサイズ(証明書の郵送を希望する人のみ)
- 必要書類を提出し、窓口で指紋を採取。
- 郵送されてくるまで2、3ヶ月待機。
詳しい内容は、以下リンクからご確認ください。
在メルボルン日本大使館 警察証明:https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/policecheck_japanese000118.html#link3
まとめ
以上、オーストラリアから日本の犯罪証明書を取得する方法をまとめてみました。
日本から証明書を受け取るまでは時間が結構かかりますが、申請自体は簡単ですね!(特に大使館で直接申請する場合)
この記事は2023年〜2024年のものです。申請手順についての最新情報を知りたい場合は在オーストラリア日本大使館へご確認ください!